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4こころとからだのしくみ 1127

4こころとからだのしくみ

7 循環器系
〇肺循環と体循環・心臓の構造 ・
肺循環→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房というルートで行われる循環を「肺循環」
体循環→左心室→大動脈→全身の器官・組織→上大静脈・下大静脈→右心房というルートで全身を巡っているのが「体循環」

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〇心筋梗塞
・心筋梗塞症とは、冠状動脈が完全につまってしまい、心臓の筋肉に酸素と栄養がいかなくなり、その部分の壁の動きが悪くなってしまう病気です。心臓の壁の動きが悪くなると、ポンプとしての力が落ちてしまいます。
・症状→激しい胸の痛み、呼吸困難、冷汗、嘔気、嘔吐などがあります。
・危険因子→高血圧 高脂血症 糖尿病 肥満 喫煙 精神的ストレス

〇狭心症
・動脈硬化や血栓などで心臓の血管が狭くなり、血液の流れが悪くなると、心臓の筋肉に必要な酸素や栄養がいきわたりにくくなります。急に激しい運動をしたり、強いストレスがかかると、心臓の筋肉は一時的に血液(酸素、栄養)不足となり主に前胸部、時に左腕や背中に痛み、圧迫感を生じます。
:対処法→安静にしたり、ニトログリセリンを舌下すると血液不足が改善され痛みがとれます。痛みの持続時間は数分から15分前後で、ニトログリセリンが良く効きます。
・参考 心筋梗塞と狭心症のちがい
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〇高血圧症
・高血圧というのは、血圧が高いという1つの症状です。たまたま測った血圧が高いときには血圧が高いといえますが「高血圧症」とは言い切れません。高血圧症とは、くり返して測っても血圧が正常より高い場合をいいます。診察室でのくり返しの測定で最高血圧が140mmHg以上、あるいは、最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。
・高血圧症の種類
「本態性高血圧症」
原因の判らないものをいい、高血圧症の約90%がこれに入ります。本態性高血圧症は遺伝的な因子や生活習慣などの環境因子が関与しており、生活習慣病といわれています。原因としては以下のことが考えられます。
「二次性高血圧症」
体の中に血圧上昇の原因となるはっきりした病気がある時にはこれを二次性高血圧症と呼びます。この中には、腎動脈狭窄、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫などのように外科手術により高血圧の治療が期待できるものが含まれます。
・治療等→二次性高血圧症の場合は原因疾患の治療、本態性高血圧症の場合は塩分抑制や肥満改善、それで不十分な時は降圧剤治療

〇起立性低血圧
・起立性低血圧は、立ち上がった際に必要な血圧調整が行われず、一過性の低血圧とそれに伴う症状が引き起こされる病態を指します。
:症状→起立性低血圧では、立位時に主としてふらつき感を自覚します。ふらつきにあわせて、軽度の視野異常(かすんだように見える)、瞬間的な意識消失を伴うこともあります。重度の起立性低血圧においては、意識障害やけいれんを伴う症例も少数ではありません。

〇心不全
・心不全とは、『心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気』と定義されています。
・症状→心不全になると、心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなるので、坂道や階段で息切れがしたり、疲れやすくなります。腎臓に流れる血液が少なくなって尿の量が減り、水分が体内に貯留してくると、足の甲やすねのあたりがむくんだり、体重が1週間で2~3キロ増加したりします。やがて、体の中で血液が滞る「うっ血」が進むと、腹部膨満や、さらに呼吸が苦しくて横になって眠れない「起坐呼吸」といったような状態になることもあります。
・対処法→呼吸困難時は身体を起した起坐位(きざい)または半座位にすることで症状が改善します。

〇不整脈
・不整脈とは、脈がゆっくり打つ、速く打つ、または不規則に打つ状態を指し、脈が1分間に50以下の場合を徐脈、100以上の場合を頻脈といいます。
・脈がおそくなるもの→徐脈性不整脈     脈が速くなるもの→頻脈性不整脈    脈が不規則になるもの→期外収縮
・治療
* 洞不全症候群や房室ブロックのような徐脈が生じる人にはペースメーカーが植え込まれます。
* 心房細動の治療は、抗凝固療法(血液を固まりにくくする薬剤の服薬)が基本となります。動悸などの症状がある場合や心機能が低下している場合には、それに抗凝固療法に加え、抗不整脈薬やカテーテルアブレーションによる治療を行います。

〇閉塞性動脈硬化症(ASO)
・閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、充分な血流が保てなくなる病気です。
・症状→血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。

問題は全て正解・解説は省略
1 循環器系は心臓と血管、リンパ管で構成されている。
2 心臓は上部の心房と下部の心室に分けられ、2心房、2心室からなっている。
3 心臓から肺へ血液を送るのは肺動脈であり、この血液は酸素をあまりふくんでない静脈血が流れている。また肺から心臓へ血液を送るのは肺静脈であり酸素をたっぷり含んでいる動脈血が流れている。
4 左心房は動脈血が流れ込む部位である。
5 右心房は静脈血が流れ込む部位である。
6 左心房と左心室の間に僧帽弁があり、右心房と右心室の間には三尖弁がある。また右心室と肺動脈の間には肺動脈弁、左心室と大動脈の間にある弁を大動脈弁という。
7 大動脈は左心室から全身に血液を送り出しているが、心臓から一回に送り出される血液量は70~80ミリリットルである
8 心臓の収縮は,自律神経によって支配される
9 心筋自体に栄養を与えている血管が冠状動脈であるが、ここに動脈硬化が起こると冠状動脈硬化症となる。冠状動脈が細くなると狭心症をおこし、つまると心筋梗塞を起こす。
10 心臓の筋肉への血液の供給が減ることや途絶えることを虚血といい、狭心症と心筋梗塞の2つをまとめて虚血性心疾患という。
11 狭心症と心筋梗塞の違いは、狭心症では心筋壊死せず回復するのに対して、心筋梗塞は心筋が壊死し回復しないことである。
12 狭心症分類として労作性狭心症、安静時狭心症、労作性兼安静時狭心症がある。
13 心不全とは、心臓のポンプとしての機能が衰え、血液を十分に送り出した り、戻ってきた血液をうまく取り入れられなくなった状態をいう。
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